ペテン師ぴえろ

待ち合わせは2時間前で

此処に独り　それが答えかい

 

響く電話　めくる記憶

俺のことを嘲笑っている

 

それは簡単で　とても困難で

認めることで共に歩めるのに

手を振れずにいた　信じたくなくて

君の中できっと俺は道化(ペテン)師なんだろ？

 

ああ、回って　回って　遠回りして

息が　息が切れたら

そう　これが孤独な俺の末路だ

君に辿り着けないままで

 

君は笑い世界を謳う

何も知らない顔して謳う

 

1秒だけ呼吸を止めて

本当は全部わかっていた

 

あれは必然で　そして残酷な

運命に俺たちは踊っていた

見えてしまったの　君は強くても

たった一言　あの言葉で

すぐに崩れてしまうこと

 

回って　回って　回り疲れて

回って　　回り疲れたろ

息が　息が　息がつまるの

息を　息を吐くんだ

 

変わって　変わって　変わってゆくのが

怖い？　まさか。笑えない

もうやめよう　ここで君を待つのは

俺が壊れてしまうだけだ

 

回って　回って　回り疲れて

息を　息を吸ったら

そう　俺は君をわらうピエロだ

君は拍手をする　準備していて